顎義歯は通常の入れ歯(義歯)よりも大きく、また口の形態が不整形のため、顎義歯の維持・安定は難しいことが多いです。維持・安定の向上のために、最近ではインプラントが用いられることがあります。
ところで、機能回復のためにはこれら顎義歯を作製し装着するだけでなく、積極的な機能訓練(リハビリテーション)が必要です。とくに舌やのどの奥(軟口蓋)に運動障害が遺る場合、いろいろな補助装置や訓練装置を用いて(写真1-5)、専門的訓練を行うことがあります。
また、顎義歯と同様、顔面に残った傷を人工的に補うこともできます。部分的なお面のような装置で、エピテーゼといいます(写真13)。主要な材料はシリコーン樹脂です。エピテーゼの固定はとても難しいため、最近では固定にインプラントが応用されることがあります。