歯からはじまる健康生活。 社団法人日本補綴歯科学会
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インプラントとは
金属を埋め込んだ人工歯根の上に人工の歯をつくる。
人工歯根とも呼ばれ、歯がなくなったところの骨に主にチタンなどの金属を埋め込み、その上に人工の歯を作る方法です。インプラントの埋め込みには外科手術が、また骨としっかりくっつくためには期間が必要です。顎の骨の量が十分にあること、骨の質に問題がないこと、骨粗鬆症や糖尿病などの全身的な問題がないことが前提になります。
部分入れ歯の代わりのインプラント
左下の奥歯が2本なくなった口の中(写真1、2)とそのレントゲン写真(写真3)です。
写真1 写真2 写真3
これまでの治療では歯がなくなった場合、主として部分入れ歯が入れられてきました。しかし、部分入れ歯ではばねで歯に固定するため、入れ歯が動く、口の中が変、食事が旨くないなどの訴える方もおられます。インプラントは、差し歯と同じように骨に埋め込んだインプラントに冠をかぶせるため、自分の歯と同じように食事をすることができます。
写真4
インプラントを下あごの中に埋め込んだレントゲン写真(写真4)です。一般的にはこの状態で下あごでは3ヵ月前後、上のあごでは6ヵ月前後、骨とインプラントをなじませるためにそのままおいておきます。その後、インプラントの上の歯茎を切ってインプラントの頭の部分を露出させ、それに土台をつけます。そして土台の上に冠をかぶせます(写真5、6)。
写真5 写真6
ブリッジの代わりのインプラント
前歯1本がなくなった口の中(写真7)とレントゲン写真(写真8)です。従来の方法では両隣りの歯を削って、ブリッジをかぶせていました。しかし、この方法ではむし歯のない歯を2本も削らなくてはなりません。
写真7 写真8

歯のない部分にインプラントを埋め込んだところのレントゲン写真(写真11)と、その上に冠をとりつけたところです(写真12)。見た目も自分の歯と同じように見えます。

※インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病と同じような状態になることがあり、クラウンや入れ歯と同じように定期的な歯科医師によるチェックが必要です。なお、この治療はどの歯科医院でも行っているわけではありませんので、かかりつけの歯科医師とよくご相談下さい。

写真11 写真12
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