歯からはじまる健康生活。 社団法人日本補綴歯科学会
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総入れ歯とは
上顎または下顎の歯をすべて失った場合の入れ歯。
人間の歯は、親知らず(第3大臼歯)を含めると、上下左右全部で32本あります。これらが何らかの原因で抜けていき、歯が1本も無い人を無歯顎者と呼びます。無歯顎者が食べたり話したりする機能を回復するために、口の中へ入れる人工の装置を総入れ歯と呼びます。総入れ歯を装着することによって、QOLが向上します。
治療方法
【1回目】口腔内診査:医療面接
まず、最初に口の中の診査を行い、どのような方法で入れ歯を作るのが良いかを調べ、治療の予定をたてます。簡単な型採りをすることもあり。
【2回目】型採り:印象採得
トレーと呼ばれる、枠を用いてお口の中の精密な型採りを行います。時間のかかる作業です。
【3回目】噛み合わせの記録:咬合採得
咬合床(こうごうしょう)と呼ばれるロウで出来た器材を使って、上下の噛み合わせを採ります。上下・前後・左右の高さを決めるわけです。
【4回目】試し入れ:試適
ロウで出来た入れ歯を口の中に入れて、歯の色や形、並び具合や噛み合わせ等をチェックします。
【5回目】完成:装着
出来上がった入れ歯を調整し、口に入れます。この後、調整期間に入ります。
総入れ歯の種類
総入れ歯は、歯ぐきを作る材料によって大きく2つに分けられます.レジンと呼ばれるプラスチックの樹脂で出来たもの(健康保険適用)と、チタン等の金属で出来たもの(一部保険からの負担あり)です。金属の入れ歯は、薄く温度感覚に優れているので、装着感が良好です。また、壊れにくいという特徴もあります。
 
金属床(きんぞくしょう) レジン床(しょう)
造った後の注意事項
痛いところがあれば、来院時に調整を行います。難しい顎の場合にはかなりの回数通ってもらうこともあります。新しい道具(入れ歯)に慣れるまではどうしても時間がかかりますので、はじめから何でも食べられるというわけにはなかなかいきません。

また、新しい入れ歯に口の筋肉が戸惑ってしまって、変に緊張したりすると口元もおかしくなることがあります。1週間ほどは変化を観察しながら調整していくことが重要ですので、その間は柔らかい物や小さく切ったものを召し上がるようにして下さい。慣れてきたら徐々に堅い物や大きめのものを食べてみましょう。合わないからといってご自分で削ったり足したりすることは絶対にやめて下さい。入れ歯が台なしになってしまいます。調整は必ず先生にやってもらうようにしましょう。

食後は入れ歯の内面や外側に食べかすが溜まります。その食べカスをそのままにしておくと、細菌によって入れ歯の内側の歯ぐきが炎症をおこしてしまうので、原則として毎食後入れ歯をはずしてお掃除が必要です。入れ歯本体は歯磨き粉をつけずに水をかけながら歯ブラシや入れ歯用ブラシを使って食べかすを洗い流して下さい。入れ歯専用の歯磨き粉を使っても結構です。また、洗うときには入れ歯を落としても壊れないように、下に洗面器やボウルなどの容器に水をはっておきましょう。

寝る時は原則として、入れ歯をはずしてください。歯ぐきが休まらず「あたり」が出てしまう恐れがあります。また、その時は容器に水をいれて保管して下さい。入れ歯は乾燥すると変形、変色したり、ひび割れがおこることもあります。保管容器に市販の入れ歯洗浄剤を入れると、入れ歯の臭いや細菌、茶渋、タバコのヤニなどを落とすのに効果があります。

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